概要

研修目的

理工系大学院生のための海外研究発表研修コースは、

1)英語での研究発表(プレゼンテーション・論文執筆)を向上させる。

2)研究活動に必要な英語でのコミュニケーション能力を向上させる。

3)米国の理工系大学院における研究環境を知る。

4)英語コミュニケーション能力を客観的に知り、英語学習への動機付けを高める。

5)ホームステイを通してアメリカの社会・文化を知る。

という、5つを教育目標に掲げています。 1ヶ月間の留学を通して、国際学会での発表を前提としたプレゼンテーション練習や論文執筆の練習に加えて、総合的な英語力が向上する授業を受講します。現地の学生との交流やホームステイ、研究室訪問の機会など授業以外でも様々なチャンスが広がっています。過去に参加した先輩の話からも、前向きな姿勢で自主的に行動することで、現地の研究者や学生などとの交流の機会も開かれ、世界へと目が開かれるチャンスであることが分かります。事前に計画を立て、積極的に行動しましょう。アメリカは、扉をたたく者に、扉が開かれる国。価値ある成果が得られるかは、参加者の心がけ次第と言えます。

研修内容

研修の最後に10~15分程度の英語によるプレゼンテーションが最終目標です。プレゼンテーションは、自分の研究内容について行います。終了後、他の学生からの質疑に応答します。これを達成することで、研修終了後に自信を持って、国際会議で発表することができるようになります。  研修の内容は、それ以外にも、皆さんのアカデミックな関心や、英語のコミュニケーションスキルを高めるような内容から構成されています。通常のスピーキング、ライティング中心の授業の他に、地元企業・ラボ訪問や、ゲストスピーカーによる講義、カンバセーションパートナーとの交流などがあります。  また、当該コースに参加することで、工学研究科における工学英語Ⅱの2単位を認定することが出来ます。