UCSBで研修が修了した後に行われる、3泊4日シリコンバレーツアーが行われました。
任意参加のオプショナルツアーです。
今年は19名が参加しました。
シリコンバレーにある企業やサンフランシスコの大学の研究室などの見学や、
阪大の卒業生の方にお話を聞かせていただきました。
【ツアーの目的】 シリコンバレーにある大学やサンフランシスコの大学を訪問することで、 アメリカ産業界の現状やベンチャー・スピリットに触れることができます。 有名企業に関しては、残念ながら内部まで見学することはできませんでしたが、 日本とは全く異なったアメリカの研究室など、普通では訪れることのできないような場所に行くことができました。 UCSBでの語学研修では「アメリカの大地で学ぶ」ことを体験することができましたが、 このツアーでは一歩進んで「アメリカで働く」ことを体験することができました。
【シリコンバレーとは】 サンフランシスコのベイエリアにある、半導体・ハイテク企業の密集する地域です。 アップル社やグーグル社があります。 このツアー2日目に見学させていただいたB-Bridge社など、日本企業も進出しているそうです。
【1日目】 UC Berkeley内の見学
ここで研究をされている阪大卒業生Dr。IkunoさんによるMaterial Science Lab Tourです。 イクノさんの研究内容を見学させていただきました。 さらには、ここで研究するに至った動機や経緯、悠悠自適なアメリカンライフなどを聞かせていただきました。 動機というのは、博士号とるならアメリカが良いなと思い、ここに研究テーマの権威がいたのでメール送ったらオッケー だったからだそうです。案外と簡単ですね。 英語はとても苦手だったそうですが、だからこそアメリカに!と考えたそうです。 すばらしいです。
サンフランシスコジャイアンツの試合観戦(オプショナル)
【2日目】 Google社の外観見学、ロゴ撮影 B-Bridge社でJETRO(日本貿易振興機構)さんによる活動紹介 さらに、B-bridge内の見学とバイオベンチャーに関するプレゼンをしていただきました。
hp(ヒューレット・パッカード)創設者が創業当初仕様していたガレージ見学
スタンフォード大学
ここでは、Life Science、School of medicineで研究されている 四人の日本人研究者の方々にLab Tourをしていただきました。 そして、Allen Centerという施設でNanofabrication facilityに 関するプレゼンを聞いた後、Allen Center内を見学しました。
大阪大学サンフランシスコセンターでWelcome Party アメリカで企業などをされて活躍されておられる阪大卒業生の方たちと、 アメリカで見学ツアーを行っていた阪大法科大学院の方たちとWelcome Partが行われました。 立食パーティ形式でした。 企業されている阪大卒業生のお偉い方たちに、英語が上達するには等ありがたいお話を聞かせていただきました。 阪大法科大学院の方たちとは、同じ大学の学生として和気あいあいとお互いの専門などについておしゃべりしました。
【3日目】 Intel Museumの見学 Apple Headquarter’s Store この日は新製品の発売日(ipod)だったんですが、何故か新製品が置いませんでした。 でも、ホテル近くのストアに普通にありました。なぜだ! NASA Exploration Center & Gift Shopの見学 Golden Gate Bridgeを見に行きました。
【宿泊】 サンフランシスコ市ダウンタウンのほぼ中心にあるユースホステルでした。 ユースホステルなので、けっしてキレイではなかったですが。 非常にお安いお値段でしたし、 なんせダウンタウンの中心のど真ん中なので観光しやすかったです! 夜は、各国のバックパッカーが集まってトランプなどして国際交流してました。 おしゃれな異国情緒の雰囲気でした。 かの有名なユニオンスクエアまで徒歩3分です。 そこでオープンにCaffeeしながら、その時やってた(たぶん素人)ライブ聞いたりして。 シスコ市民気取りで。 路線バスなどなど交通の便が良い! 有名なダウンタウンの坂道が見放題、通り放題! かの有名なアルカトラズ刑務所まですぐ近く! そんな素敵な宿でした。
ユースホステル↓ http://sfhostels.com/locations/downtown.php
【ツアー参加学生の意見】 ・ バークレー大学やスタンフォード大学での講話や研究室の様子など、これからの研究生活へのよい刺激となった。 ・ スタンフォード大学では芸術的なオブジェや建築物などが充実しており、この大学で学んでみたいという思いを抱いた。 ・ B-Bridge社やパーティでは、現地で活動しておられる方の話を聞く機会を持つことができ、 研究者としてだけでなく社会人としてこれから何が必要とされるのかなど、貴重な話を聞くことができた。 ・ 現地で研究者として生きていく際のシビアさ、また研究と私生活の割り切りというアメリカ的な考え方を聞くことができ、 今後研究を続けていくうえでよい刺激となった。 ・ 現地の研究所および研究室では気晴らしとなるような空間・芸術作品などが用意されており、 そのような気分転換をするための環境の大切さを認識した。 ・ 現地で起業されている方と話をすることができ、将来へ向けての視野を広げることができた。 社会人として何がこれから必要となるのかなどを学ぶことができた。 ・ 将来、このような生き方もあるのだなぁと思い、自分の将来を考える良い機会となった。 ・ 大学見学で阪大出身の先輩方に出会え、博士課程の研究やアメリカでの生活など、 色々な話を聞けたことは非常によい収穫だった。自分で行動することが大切であることを学んだ。 ・ 普通には行けることができない場所ばかりで、とても良い経験ができたと思う。 ・ アメリカで研究したり働いたりするためのモチベーションを高めてくれた。 将来アメリカで働きたいと強く思うようになった。
【最後に】 このツアーでは、大阪大学サンフランシスコセンターの方々に大変お世話になりました。 たくさんの写真も撮っていただいたので良かったら御覧下さい↓
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