プログラム内容

 

授業・宿題、Independent Guided Study、ツアーの4つで構成されています。

授業は座学形式、Independent Studyは、

与えられた課題をコンピュータールームでインターネットを通して行うものでした。

ツアーは学内外での施設見学や講演です。

最終的な課題は、自分の研究論文とスライドを英語で作成することでした。

 

【授業・宿題・Independent Guided Study

 授業

座学形式の授業は、文法・発音・プレゼン練習・ディスカッションなどについて学びます。もちろん全て英語です。

3、4人のグループを作り、課題に対してグループ内やグループ同士でディスカッションを行ったり、

答えをプレゼンテーションしたりする形式が多かったです。

はじめは、英語で会話!?と不安になりますが、最後のほうではディスカッションが白熱するほどに成長しました。

プログラム前半は文法や発音など基礎的なことを学びます。

後半は、効果的な論文作成方法やプレゼン方法などについて学びます。

 

 宿題

文法問題や授業の予習、ツアー先に関する情報をWebで予習したり質問を考えたりしました。

けっこう量が多くて大変でした。

プログラム後半の宿題は、論文を章ごとに作成することがほとんどです。

先生やSmartthinkingというWeb上の文章校正システムを使って、論文の推敲をしていきました。

 

 Independent Guided Study

与えられた課題をコンピュータールームでインターネットを通して行うものでした。

課題内容は、Webを使ってリスニング練習などをします。

 

 最終課題(論文、プレゼン)

最後に、自分の研究に関する英語の論文を書きます。

そして、10分程度のプレゼンを行います。

プログラムも最後となり、質疑応答が英語で盛んに行われました。

一ヶ月の成長が感じられるものとなりました。

 

 Farewell Party & Graduation(卒業式)

最終日、卒業式が行われました。

卒業証書が渡され、みんなでランチをしました。

先生に寄せ書きを渡したり、歌を歌いました。

先生ばかりではなく、お世話になった事務の方々やカンバセーションパートナーともお別れしました。

少し切ない気分でした。

 

記念品のTシャツを着て

卒業証書と私

 

【ツアー】

ツアー内容は主に学内が多かったです。

講演に関しては、後援者の話すスピードが早かったり、

専門外であったり専門用語が難しいことから理解が出来ない部分もたくさんありました。

でも座学では学べないことをたくさん学ぶことができました。

 

  中村修二教授の講演

我々の質問に対して答えていただくという形式でした。

内容はすべて英語で、中村教授はいわゆる日本語英語でしたが、

ぺらぺらでした。

裁判問題などの際どい質問なども飛び出しましたがが、

とってもオープンで丁寧な受け答えをしてくださりました。

「ギャンブルが大切!」とか「怒りが原動力になる!」など、

けっこう熱いお方でした。

とっても忙しいらしく、30分遅刻して、

終わったら即効帰っていきました。

でも、わざわざ時間を作って下さったらしく、

ランディ先生が「ほんとに貴重なことだよ」とおっしゃっていました。

中村教授、本当にありがとうございました。

  

 Marine Institute見学ツアー

UCSB内の湖と海の水を循環するシステムや

巨大ポンプのの説明・見学、ウニや珊瑚、

なまこなどの海洋生物を実際に触りながら、

研究室の学部生やドクターの方に

海洋生物の生態の説明をしていただきました。

 

 ECE Engineering 見学ツアー

光工学などで有名なBowers教授の光ファイバーとその未来に関する講演を聴いたあと、

工学部ラボの見学をしました。

大物らしいのですが、しむ○けん似の陽気で素敵なおじ様でした。

私のカンバセーションパートナーが「彼は別荘を持ってるし、

学生とキャンプしたりとアクティブな人。すごく学生に人気があるのよ」と言っていました。

  

 Bren Building Tour

屋上から見たBren Hall

環境に配慮した建物や空調システムを使用し、環境に関する研究を行っている

Bren Hallを見学しました。

まず始めに、Bren Hallに関するプレゼンを聞いたあとに

質疑応答をしていただきました。

次に、プレゼンで説明していただいた建材やエコシステムを実際に見学しました。

少ない水量で汚水を流すトイレのシステムや、タイヤで作られた床、

成長速度の早い竹材を使った壁、太陽電池パネルなどを見学しました。

トイレのシステムは男性のトイレのみだったのですが、

好奇心から見に入ろうとしたら思いっきりBren Hallの先生に

止められてしまいました。とても見たかったです。

 

 Bio Image project

Bio Image projectに関するプレゼンを、CPの一人

であるJiYun Byunさんにしていただきました。

また、彼女の研究室も見せていただきました。

とっても明るいおしゃれな女性でした。

彼女も韓国からアメリカに来たらしく、

当時の苦労話や勘違い話をおもしろ小話で聞かせてくれました。

  

 Venoco oil rig見学ツアー

イルカ!

 

Venoco oil プラント

 

 

これに5、6人しがみついてプラントへ移動します。命綱なし。

Venoco oil rigへプラント見学に行きました。プラントまで船で移動します。

その途中で30匹くらいのイルカを見ることができました!

プラントに着くと、海面30m高さのプラント上部までクレーンで乗り移ります。友達は泣いていました。

そして、職員の方に誘導されながらオイルが採掘されて精製されるまでの

プロセスやどのように効率化を図っているのか、プラントの制御システムなどを歩いて見学ました。

床はやっぱりヌルヌルしていたり、耳栓するほどの騒音でしたが、その荒々しさと職員の方の男らしさが

カッコ良かったです!

昼食はプラント内にある食堂で食べました。すしやチキンなどを振舞っていただき、とてもおいしかったです。

 

 

【先生】

Randyとその子供。

かわいい…。

 

 

先生はHilary(女性)、Randy(男性)の2人で、このプログラムを教えるのは2年目らしいです。

両先生とも個々の学生の英語のレベルを把握して対応してくれ、

引っ込み思案の学生にも優しく質問を促してくれます。

Hilaryはイギリス英語を話す、とっても陽気な女性でした。

生徒が困っていると必死になって対応してくれるお母さんの雰囲気ただよう先生でした。

Randyは落ち着いた雰囲気の男性で、いわゆるアメリカンジョークが上手いです。

3歳くらいの子供がいて、とてもかわいかったです。

  

【Conversation Partner(CP)】

4〜5名の学生につき1人のCPが割り当てられます。

基本的には、週に3回ほど昼食を一緒に食べて交流を図ります

プログラムの最後のほうではもっと仲良くなって、週末や放課後にハイキングや

バーベキューパーティー等をして一緒に遊びました。

韓国人やドイツ人、台湾やタイ出身など国籍は様々でした。

年齢はマスターからドクターまで様々でしたが、専攻がコンピュータ、半導体、画像処理や電気工学など

工学系の方々ばかりなので研究生活など共通点が多く、とても話が合いました。

私のカンバセーションパートナーだったエリカ。

同い年だったこともあり、女の子トークでよく

盛り上がってました。

 

 

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